kintoneを活用した
課題解決型学習を開始


kintoneを活用した課題解決型学習を開始
ノーコードによる業務アプリ開発を通じて、
即戦力人材の育成を推進
東京電子専門学校(東京都豊島区、校長:山口高広)は、サイボウズ株式会社が提供する業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」を活用した新たな授業プログラムを、情報処理科およびウェブ・メディア科にて導入いたしました。
本取り組みは、ノーコードツールを活用した課題解決型学習(PBL)を通じて、学生の実践的なスキルと主体的な問題解決能力を育成することを目的としています。

背景と目的

近年、ITやビジネス領域における業務の効率化・デジタル化の流れを受け、AI利用やノーコード/ローコード開発への注目が高まっています。
kintoneは、専門的なプログラミング知識がなくても、直感的な操作で業務アプリを作成できるクラウド型ツールとして、企業・自治体・教育機関など幅広い分野で導入が進んでいます。
本校では”即戦力人材の育成”という教育方針のもと、学生がkintoneを用いて業務アプリを自ら設計・開発し、実社会を模した課題に取り組むことで、実践的なITスキルやビジネス理解、チームワーク力の強化のスキル向上を図ります。
授業内容と活用事例
情報処理科およびウェブ・メディア科の授業では、1年次に学習するデータベースの概念や業務プロセス設計、情報の可視化、アクセス権限管理などの基礎知識を活かしながら、kintoneを用いたアプリ開発に取り組みます。
学生はスクラッチ開発との違いを体験的に学びながら、実社会の業務改善に近い形でアプリ設計に挑戦しています。


本校教員のコメント
kintoneの教育活用は、専門学校における“即戦力人材育成”の目的に非常に合致しています。ノーコード/ローコードであるがゆえに、ITに苦手意識を持つ学生にも導入しやすく、学生の“考える力”や“やってみよう”という主体性を引き出すツールとしても有効です。今後は学生主導のプロジェクトや産学連携の活動にも活用を広げていきたいと考えています。
- 情報学部 副学部長 榎本博文先生
本校では今後もサイボウズ社の支援を受けながら、さまざまなケースを想定した課題解決型授業の幅を広げてまいります。 ITスキルのみならず、業務改善やチーム連携の提案ができる人材の育成を目指し、実社会と教育現場をつなぐ実践的な学びの提供に取り組んでまいります。
サイボウズ株式会社からのコメント
サイボウズ株式会社は、東京電子専門学校が「kintone」を活用した課題解決型学習プログラムを開始されることを心より歓迎いたします。
— サイボウズ株式会社 執行役員 マーケティング本部長 栗山 圭太氏
業務改善が必要な現場においては、単なるITスキルではなく、課題発見力やチームでの協働による実行力が一層求められています。
そうした中、ノーコード・ローコードで業務アプリを開発できるkintoneを通じて、学生の皆様が自ら考え、形にする経験を積むことは、まさに「即戦力人材」の育成に直結する取り組みであると確信しております。
将来の現場を担う人材が、社会に出る前から実践的な業務改善のスキルやチーム連携力を身につけ、日本のDX推進に貢献されることを大いに期待しております。 今後も学校との連携を強化し、未来を切り拓く人材育成を支援してまいります。
kintoneについて

東証プライム上場企業の3社に1社を含む、38,000社以上が利用しているサイボウズのノーコード・ローコードツール。
ITの知識がなくても自社の業務に合わせたアプリを作成でき、日々変化する業務にあわせた改良も簡単に素早くできます。主な機能として「データベース+ワークフロー+コミュニケーション」の特性があり、顧客管理、出張申請、業務日報など幅広い用途で活用できるため、現場主導の継続的な業務改善を実現します。
関連リンク
製品サイト:kintone公式サイト
東京電子専門学校公式ブログ:サイボウズ株式会社様によるノーコード開発体験の特別授業!【情報処理科】