電気工学科
実社会に応える強電分野のスペシャリストを養成


学科の特徴
実験・実習の積み重ねで、強電技術や半導体技術の幅広い知識と技術を身に付けます。
このようなことに興味がある方は、電気工学科(2年)をおすすめします。
・強電技術/電気工事/変電設備
・電気/自動制御
・太陽電池/燃料電池
・メカトロニクス/半導体

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確かな技術力と社会人力をもった人材を育成
本科では電気を安全に運用・管理する知識や電気工事技術などを身につけます。高い技術力はもちろん、コミュニケーション能力やビジネスマナーなど社会人として必須の能力を身につけます。その実績により数多くの企業から高い評価を受け、就職率にも反映されています。
※2017年・2018年3月卒:就職率100%(2年連続100%) -
経済産業省認定による資格取得特典とサポート体制
本科は「第二種電気工事士」筆記試験免除と「第二種、第三種電気主任技術者」取得(実務経験後)の特典があります。また、1年次に「第二種/第一種電気工事士」試験に合格できるよう、実習や講習会を入学時から行っています。さらに本科は、卒業した後もメールや電話による国家試験受験のアドバイスや、再就職の相談にも積極的に対応しています。
授業・実習紹介
実験のレポート作成を通し理論を徹底的に吸収

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電気工学実験
発電機や電動機、各種エネルギー変換機などを用いた実験を行います。疑問や問題点を解消しなければレポートは作成できないため、実験の趣旨を確実に理解し学生自身が直接操作を行い実験します。 -
制御実習
シーケンス回路組立て装置の仕様や組込みコンピュータ(PIC)の作成を通し、シーケンス回路の設計を学びます。また、卒業生が製作した鉄道模型をはじめとする実習設備を使用して、楽しみながら学習します。
実習室・実習風景

第2PC実習室での実習風景

コンピュータ操作で制御できる「30万ボルト高電圧実験装置」
授業時間割例
【2017年度 電気工学科 1年次 時間割例】
目指せる資格
取得目標としている資格
【国家資格】
- 第二種電気主任技術者(経済産業省)
※1万V以上の運用に5年以上の実務経験後取得 - 第三種電気主任技術者(経済産業省)
※500V以上の運用に2年以上の実務経験後取得 - 第二種電気工事士[筆記試験免除](経済産業省)
- 1級電気工事施工管理技士(国土交通省)
※受験資格取得に必要な実務経験が5年に短縮 - 2級電気工事施工管理技士(国土交通省)
※受験資格取得に必要な実務経験が2年に短縮 - 第一種電気工事士(経済産業省)
- 第二種電気工事士(経済産業省)
- 消防設備士(甲種・乙種第4類、乙種第7類)(消防試験研究センター)
- エネルギー管理士(経済産業省)
就職
【主な就職先】
京松電工(株)、(株)青木電気設計事務所、イオンディライト(株)、ANAスカイビルサービス(株)、(株)エージーピー開発、(株)NHKビジネスクリエイト、(株)キューティー、(株)協同技術センター、日本ビルサービス(株)、佐藤電設工業(株)、三栄管財(株)、三位電気(株)、三和電気土木工事(株)、(株)事業開発社、杉山電設(有)、全電協(株)、(株)大三洋行、(株)TBSサンワ-ク、東京地下鉄(株)(東京メトロ)、東京美装興業(株)、東武ビルマネジメント(株)、東邦電気工業(株)、日本電設工業(株)、日本電設信号工事(株)、日本リーテック(株)、野村不動産パートナーズ(株)、(株)ヒメノ、北海道電力(株)、(株)丸井グループ 他 (順不同)
先輩からのメッセージ

横山くん
川越工業高校 出身
入学する前はランプ製造会社で働いていました。仕事を通して電気の知識があればと思った経験から、電気のメンテナンスなどの保守管理の仕事をしたいと感じてこの学科を目指しました。東京電子は家族の紹介で知り、学科内に資格取得者が多く、就職先も大きな企業ばかりで安心できたので入学を決めました。
一度社会に出て資格や勉強の大切さを理解できたので、勉強に打ち込む時間が長くなり、調べることや情報を集めることが多くなりましたね。東京電子は、先生や先輩から資格取得のコツが聞けたり、就職についても聞けたりと、勉強以外にも色々と役に立つ話を聞かせてもらえますし、設備もいいので、自分の目標に打ち込める環境だと思います。
この分野を目指す人へのメッセージ
電気工学科は2年で資格を取得し、就職を目指します。忙しい学科ですが、電気の仕事に就きたい、資格がほしいといった目的があるなら、きっと将来に役に立つ勉強ができると思います。